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【Backyard】教室にビオトープとIoTを!小さな命とラズパイの連携プロジェクト



Raspberry Pi をIoT基盤に
Raspberry Pi Zero 2 W と DS18B20 水温センサーのブレッドボード接続

ビオトープです。メダカを見つけられるでしょうか?
メダカ・姫タニシ・ミナミヌマエビが暮らす教室のビオトープ

初夏の陽気が心地よい季節になってきましたね。

教室でも、小さな命が息づき始めました。


教室にビオトープを設置してから、数週間が経過しました。

しばらくして思いついたのは、「この環境をもっと深く見守っていきたい」という気持ちでした。


Spiral Thinkers Lab に息づくビオトープ

まずは環境づくりから。

2週間かけて汲み置き水と雨水を混ぜ、水草が光合成している様子をじっくり観察しました。

そこにメダカ、姫タニシ、ミナミヌマエビたちが加わり、少しずつ命の循環が回り始めています。


みんな元気に息づいています。……エビはステルス性能が高すぎて、どこにいるのかはほとんどわかりませんが(笑)。

これからも、よい環境を届けていきたい。そのためには水の状態をしっかり把握することが大切。

そんな思いから、このプロジェクトが始まりました。


水温を定期的に計測し、状態把握をしたい!

「これからの季節、水温の変化にも気を配りたい」——そんな思いから、

Raspberry Pi を使った IoT 水温計のプロジェクトをスタート。


教室のシステムと連携できれば、プログラミング教材としても活用できますし、

子どもたちの学びにもきっとつながるはずです!


やらねばならないことが結構あります。

  1. Raspberry Pi Zero 2 W と配線の準備

  2. 水温センサーの通電・動作確認

  3. サーバーとの通信設定

  4. データベースへの保存処理

  5. はんだ付け(※未実施)

  6. 防水ケースの制作(※未実施)


ざっくりでもこれだけあります。

実際は、さらに細かい工程がいろいろ挟まります。


ハードの配線はそんなに詳しくなかった

配線は、正直ちょっと苦労しました。

13年前に少しだけ触ったことがあるのですが、もはや素人同然。久々の電子工作にドキドキしながらも、手を動かしてみました!


とはいえ、何度か取り返しのつく失敗をしながら、

ブレッドボードの仕組みが少しずつ理解できるようになってきました。


最終的にはボード側に無事通電し、デバイス(今回は水温計)にも通電!

一番大変だったのは機材集めかもしれません。

「どれをどう使えばいいのか?」で、結構時間を使った気がします。



今後の展望

完成した IoT 水温計からのデータを活かして、

子どもたちと一緒に「自然とテクノロジーのつながり」を考えるワークショップも企画予定です。


次回は、はんだ付けとケースづくりの様子をお届けします!(予定)


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