【Backyard】教室にビオトープとIoTを!小さな命とラズパイの連携プロジェクト
- Spiral Thinkers Lab
- 5月20日
- 読了時間: 2分


初夏の陽気が心地よい季節になってきましたね。
教室でも、小さな命が息づき始めました。
教室にビオトープを設置してから、数週間が経過しました。
しばらくして思いついたのは、「この環境をもっと深く見守っていきたい」という気持ちでした。
Spiral Thinkers Lab に息づくビオトープ
まずは環境づくりから。
2週間かけて汲み置き水と雨水を混ぜ、水草が光合成している様子をじっくり観察しました。
そこにメダカ、姫タニシ、ミナミヌマエビたちが加わり、少しずつ命の循環が回り始めています。
みんな元気に息づいています。……エビはステルス性能が高すぎて、どこにいるのかはほとんどわかりませんが(笑)。
これからも、よい環境を届けていきたい。そのためには水の状態をしっかり把握することが大切。
そんな思いから、このプロジェクトが始まりました。
水温を定期的に計測し、状態把握をしたい!
「これからの季節、水温の変化にも気を配りたい」——そんな思いから、
Raspberry Pi を使った IoT 水温計のプロジェクトをスタート。
教室のシステムと連携できれば、プログラミング教材としても活用できますし、
子どもたちの学びにもきっとつながるはずです!
やらねばならないことが結構あります。
Raspberry Pi Zero 2 W と配線の準備
水温センサーの通電・動作確認
サーバーとの通信設定
データベースへの保存処理
はんだ付け(※未実施)
防水ケースの制作(※未実施)
ざっくりでもこれだけあります。
実際は、さらに細かい工程がいろいろ挟まります。
ハードの配線はそんなに詳しくなかった
配線は、正直ちょっと苦労しました。
13年前に少しだけ触ったことがあるのですが、もはや素人同然。久々の電子工作にドキドキしながらも、手を動かしてみました!
とはいえ、何度か取り返しのつく失敗をしながら、
ブレッドボードの仕組みが少しずつ理解できるようになってきました。
最終的にはボード側に無事通電し、デバイス(今回は水温計)にも通電!
一番大変だったのは機材集めかもしれません。
「どれをどう使えばいいのか?」で、結構時間を使った気がします。
今後の展望
完成した IoT 水温計からのデータを活かして、
子どもたちと一緒に「自然とテクノロジーのつながり」を考えるワークショップも企画予定です。
次回は、はんだ付けとケースづくりの様子をお届けします!(予定)
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